ドライバの探し方を解説

OSのアップグレードや入れ直しなどでデバイスドライバのインストールが必要な際に自動でインストールできず、不明なデバイスとして残ってしまうことがあります。製品名やメーカー名が分かれば手動でドライバをインストールして解決できますが、マザーボード上に実装されているデバイスや手掛かりとなる情報が全くない場合は必要なドライバの特定が難しくなります。そこで今回は型番や製造名が不明なデバイスのドライバを探す方法とベンダーIDについてご紹介します。

詳細な仕様公開がされていないメーカー製パソコンはドライバ探しが難しい

BTOパソコンや自作パソコンならパーツの型番を目視確認すれば詳細な仕様が分かりドライバもすぐに見つけることが出来ます。しかしメーカー製パソコンは構成パーツに独自の型番を採用し、採用しているチップのメーカーやモデルがほとんど公開されていません。それでもドライバが正常にインストールされている環境ならある程度情報を絞り込めますが、OSのアップグレードやソフトウェアトラブルで正しく認識できない状況になるとドライバ捜しが困難です。

デバイス情報にはベンダーIDと製品IDがありドライバがなくても確認できる

ドライバが見つからず、不明なデバイス扱いになってしまった状態でも製品を特定するために必要なベンダーIDと製品IDはOS上から確認可能です。具体的にはデバイスマネージャからデバイスのプロパティを開き、詳細タブからハードウェアIDをチェックします。ここに表示されているベンダーIDは製造メーカーごとに割り当てられたID、製品IDはモデルごとに割り当てられたIDを指しています。

ベンダーIDと製品IDから製品名を特定すればドライバが見つかる

ベンダーIDと製品IDともに世界共通のため、IDが分かってしまえばネット検索で簡単にどの製品か特定できます。あとはメーカーサイトや同じ仕様の製品向けサイトからドライバをダウンロードし、インストールするだけです。

ネットワークインターフェイスのMACアドレスはベンダーを判別できる

WiFiや有線LANひとつひとつに割り振られているMACアドレスはベンダーごとにアドレスの範囲が決められており、MACアドレスから逆引きでどのメーカーのネットワーク機器か調べることが出来ます。MACアドレスは製品にラベルシール等で印字されていることが多く、すぐにメーカー名を知ることが出来きます。他にもネットワーク上につながっている機器が何なのか知る手がかりにもなり、ルーターでフィルタリングやIP固定化等を行う際は目的のパソコンを見つけやすくなります。

まとめ

ベンダーIDと製品IDから製品を特定し、ドライバを探す方法はドライバトラブルはもちろん、メーカーが製品サポートを打ち切って新しいドライバを提供しなくなった場合にも有効です。このことを利用すれば詳細な仕様が不明なパソコンでも採用されているチップメーカーや種類を特定でき、あらゆるトラブルに対処可能になります。もしデバイストラブルに遭った時はまずベンダーIDと製品IDを調べてみるところから始めてみましょう。